季節で楽しむ木の特性とは
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2022/05/01
コラム
木には一年を通して葉を保つ常緑樹と、秋冬には葉が落ちる落葉樹の2種類があります。
庭木にはどちらがいいのか迷うところですよね。
あまり手がかからない木がいいならば、常緑樹です。
四季折々の景観を楽しみたいなら、落葉樹が向いています。
それぞれ詳しく見てみましょう。
▼常緑樹の特徴
常緑樹は冬でも美しい葉姿を楽しめます。
落ち葉の掃除やメンテナンスが楽です。
日本に自生している種類も多いため、環境に馴染みやすくなります。
手をかけなくても、すくすくと育つところがメリットです。
目隠しとして外からの視線を遮りたい場所には、周年葉をつけている常緑樹がおすすめです。
緑のフェンスとして生垣に利用するのも良いでしょう。
■庭木に向いている常緑樹
・キンモクセイ
・ヒイラギ
・レモン
・オリーブ
・シラカシ
・コニファー
▼落葉樹の特徴
落葉樹は春夏秋冬でサイクルがあります。
落葉樹を庭木に選ぶと季節ごとに違う姿を楽しむことができます。
春夏には美しく鮮やかな花を楽しめます。
冬の葉が落ちたあとの姿も、枝ぶりに風情を感じることができるでしょう。
落葉樹は夏には濃緑の葉が生き生きと茂り、暑い日差しを遮って日陰を作ってくれます。
冬には葉が落ちるので、家に差し込む日光の邪魔をしません。
夏涼しく冬温かいというのが、落葉樹のメリットです。
■庭木に向いている落葉樹
・サクラ
・イロハモミジ
・ハナミズキ
・マグノリア
・サルスベリ
・ジューンベリー
▼まとめ
年中緑で視線を柔らかく遮ってくれる常緑樹。
季節によって姿を変える軽やかな落葉樹。
組み合わせてお庭の表情を豊かにしてみても素敵ですね。
日本植物園株式会社では、お客様からの細かなご要望にも丁寧に対応しています。
ぜひ一度お問合せ下さい。